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老人ホームでのレクリエーションについて

2018年07月17日

おかやま老人ホーム紹介センターのSです。

今回は、老人ホームのレクリエーションに
ついて、お話させていただきます。

皆さんは、「レクリエーション」と聞いて
まずどんな事を想像しますでしょうか?
ゲーム・歌・手遊びなどが思い浮かぶかと
思います。本来の意味は、仕事や遊びでの
疲れを休養や楽しみで回復させるという
意味合いなんだそうです。

確かに、レクリエーションをした後は、
何となく気分転換が出来たように
感じますよね!日々の生活において
気分転換をしなくては仕事や勉強も
捗りません。若い方だけでなく、
老人ホームなどでもレクリエーションは
実施されています。

老人ホームでのレクリエーションの種類
もいくつかございます。
● 主に体を動かすレクリエーション
体操
ゲーム
散歩、畑仕事などの屋外活動
● 主に考える事を目的とする
          レクリエーション
クイズ
パズル
脳トレ
しりとり、古今東西
     (考えることと発声を促す)
● 主に発声を目的としたレクリエーション
歌、カラオケ
● 手工芸などの創作を行う
     レクリエーション
手芸
工作
調理
…などと目的によっては様々な
レクリエーションがございます。

実際に施設などで行われている
レクリエーションについて1つ例を
挙げて、ご紹介させて頂きます。

【 ボールで古今東西 】
< 道具 > ビーチボール
< 配置 >
10~20名程度で輪になって
椅子に座って頂く。
< ルール >
輪になって一つのお題について
古今東西で答えていきます。
答える人はビーチボールを持ち、
答えながら次の人に渡します。
隣の人に渡しても良いですし、
出来る人は向かい合っているメンバーや
一人飛ばしや二人飛ばしでボールを
投げて渡しても構いません。
また、輪の中心にバウンドさせても
大丈夫です。
< 引き出す目的 >
動作:手の動き、腰の動き、首、視野
思考:考える、理解力、認知力、知識
その他:共感メンバー同士の協力支援の
引き出し(ボールを受け取る補助、
お題に対するヒントなど)
< 進行 >
① 雰囲気作り(緊張をほぐす)
準備体操などを行う
② 道具に興味を持ってもらう
(とりあえず触ってもらう)
③ ゲームのルール説明を簡潔に説明
手本を見せてあげる
お題は馴染深いものに決まるように
話題をつくる
(花や野菜の種類、鳥や動物、食べ物など)
④ ゲーム開始(できるように支援する)
全体の流れを見て、メンバーの誰もが主役に
なれるような場面を作る。共感や同調、感心
で答えたメンバーが「上手くできた!」と
感じることができるような反応をする。
戸惑っている、できないなどの支援は
レベルに応じておこなう。ヒントを出して
答えを引き出す、支援者と一緒に
答える・動作するなど。
⑤ ゲームの締めくくり(満足感、充実感)
・メンバーの誰もが主体的に出来る場面を
得て充実してもらうことができたら終わり。
・感想や、「次のお題は何にしようか」
など次につながる話題で締めくくる。
⑥ クールダウン(終了)
・気分を整えて一仕事終えた感覚。
完結した実感をもってもらう。
・深呼吸や拍手で締めくくる。

このような感じで目的をもって
レクリエーションを行う事で、楽しんで
もらいながら、効果を得られると思います。
また、施設を見学される際には、
そういった部分も見れたら、選ぶポイント
になるかもしれませんね!

岡山で有料老人ホームをお探しの際は、
「おかやま老人ホーム紹介センター」に
お問合せくださいませ。

株式会社ADAMASエンタープライズ
おかやま老人紹介センター
岡山県岡山市北区北長瀬表町3-9-25
TEL:0120-995-391
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