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認知症について

2018年07月09日

おかやま老人ホーム紹介センターのSです。

今まで沢山の施設の種類について
ご説明させていただきました。
その中であった、グループホームの
条件の1つに「認知症患者」の
表記があったかと思います。
今回は、その認知症について
詳しく説明していきたいと思います。

そもそも認知症は何かの病気によって
起こる症状や状態の総称です。
老化によるもの忘れと認知症は違います。

誰でも年齢とともに、物覚えが悪くなったり
人の名前が思い出せなくなったりします。
「もの忘れ」は脳の老化によるものです。
しかし、認知症は「老化によるもの忘れ」
とは違います。認知症は、何かの病気に
よって脳の神経細胞が壊れるために起こる
症状や状態をいいます。そして認知症が
進行すると、だんだんと理解する力や
判断する力がなくなって、社会生活や
日常生活に支障が出てくるようになります。

認知症にはいくつかの種類がございます。
主なものとして、
①アルツハイマー型認知症
特に女性に多くみられ、主な症状は
•認知機能障害(もの忘れ等)
•もの盗られ妄想
•徘徊
•とりつくろいなどがあります。

②脳血管型認知症
こちらは男性に多く、主な症状として
•認知機能障害(まだら認知症)
•手足のしびれ・麻痺
•感情のコントロールがうまくいかない
などの症状があります。

③レビー小体型認知症
こちらは、男性にやや多くみられ、
特徴的な症状として、
•認知機能障害(注意力・視覚等)
•認知の変動
•幻視・妄想
•うつ状態
•パーキンソン症状
•睡眠時の異常言動
•自律神経症状などの症状があります。

これらは「三大認知症」といわれ、全体の
約85%を占めています。

こういった認知症のケア方法として、
魔法の認知症ケア「ユマニチュード」と
言われる方法があるのをご存じでしょうか?

ユマニチュードは、ケアをされる患者さんと
一人の人間として向き合う事から生まれる
認知症ケアです。実践すると、これまで
コミュニケーションが上手くとれなかった
患者さんと、嘘のように円滑に
コミュニケーションが取れるようになること
から、魔法の認知症ケアと呼ばれています。

ユマニチュードは見る・話しかける・触れる
立つの4つの基本柱を組み合わせて行います。
この4本柱を基礎とした150を超える
ユマニチュードの技術を取り入れることで、
認知症の患者さんの不安や恐怖を和らげる
ことができます。

「私も同じ価値ある人間なんだ」
「大切にされているんだ」と感じることで、
ケア者との信頼関係が強まります。
その結果無表情だった患者さんに笑顔が戻り
感謝の言葉を口にするなど、驚くべき変化が
見られるのです。

このユマニチュードには注意点があり、
まず理解して行う事と乱暴に行わない事が
条件にあります。

認知症について、きちんと理解した上で
接してあげる事で、お互いに気持ちの良い
コミュニケーションがとれる事でしょう。

岡山で有料老人ホームをお探しの際は、
「おかやま老人ホーム紹介センター」に
お問合せくださいませ。

株式会社ADAMASエンタープライズ
おかやま老人紹介センター
岡山県岡山市北区北長瀬表町3-9-25
TEL:0120-995-391
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